どちらも化粧下地で、肌をカバーするものだとわかっていても、その違いを説明できるかたは、なかなかいないのではないでしょうか。
しかし、BBクリームとCCクリームの違いを知り、うまく使いわけるだけで、あなたの肌は、グンとキレイにみえますよ!
どんなときにBBクリームを使い、どんなときにCCクリームを使うのか。
あなたの肌と生活スタイルには、どちらのほうが合っているのでしょうか?
BBクリームとCCクリーム、それぞれの特徴と、使いわけかたをご紹介していきたいと思います!
BBクリームとCCクリームの違いと特徴
どういう風に使い分けるのが正解なのか?肌質?季節?年齢?悩んでしまいますよね。
BBクリームとCCクリームの違いをそれぞれまとめてみました。
BBクリームの特徴とは
BBクリームは、もともと皮膚科でのみ使われていた医療用のものです。
名前の由来は、『Blemish Balm』という言葉の頭文字をとってできました。
『傷を修復する』と、いう意味をもっています。
- 傷の修復
- 炎症をおこしている肌の保護
- ニキビ跡や傷あとを消す
など、皮膚の悩みを抱えているかたや、事故やケガで顔に傷があるかたのために、使われていました。
そのカバー力の高さが注目をあつめ、一般でも売られるようになり、現在ではメイクに欠かせないアイテムとなっています。
BBクリームひとつで、
- ファンデーション
- 下地
- 日焼け止め
- コンシーラー
- 美容液
の役割ができます。とても多機能で、すぐれたクリームですよね。
ですので、時間がないときのメイクや、手短にメイクを済ませたいときにおススメです。
すぐに、メイクが完成しちゃいますよ!
バッチリメイクをしたいときは、BBクリームの上からファンデーションを塗れば完成です。
BBクリームの一番の特徴は、『しっかりカバーできるのに厚塗り感がない』ことです。
薄付きなのに、ニキビ跡や傷をしっかりカバーしてくれます。さすが、医療用で使われていただけのことはありますね。
気になるところを消そうとすればするほど、ついつい厚塗りになりがちですが、BBクリームがあれば、大丈夫ですね!
CCクリームの特徴とは
CCクリームは、BBクリームの進化系といえるクリームです。
『Care』(スキンケア)、『Control』(肌色の補正)の頭文字をとり、CCクリームと名付けられました。
CCクリームは、BBクリームと同じく高いカバー力がありますが、 それに加えて、肌色の補正をする働きがあります。
自分の顔色の悩みに合わせてカラーを選び、ワントーン明るくすることができます。 なかでもパールを配合したものを使用すれば、なんと透明感をだすことも可能ですよ!
CCクリームの特徴は、肌色補正の力で、目の下にできたクマや、くすみをカバーしてくれるところです。
目の下のクマなどは、ファンデーションだけではカバー力が足りませんよね。そこで、コントロールカラーを使うことで、キレイにカバーすることができるのです。
自分にあったカラーを見つけ、自然にワントーン上のカラーにすることもできますよ。
BBクリームは、下地としてだけではなく、1つで様々な役割を済ませられることが多いですが、CCクリームはあくまでも下地です。
CCクリームを塗ったあとは、ファンデーションを塗って仕上げましょうね。
CCクリームも、薄付きでしっかりカバーしてくれますので、ナチュラルメイクのかたにもおススメです。
BBクリームとCCクリームの使いわけ方法とは
BBクリームとCCクリームは自分の肌に合わせて使いわけましょう。あなたはどちらのタイプでしょうか?
シミ、そばかすをカバーしたいならBBクリーム
シミ、そばかすを重点的にカバーしたいのならBBクリームがおススメです。
なぜならカバー力がピカイチだからです!シミやそばかすを一個ずつコンシーラーで塗っていくのは大変ですよね。
BBクリームなら、一度で顔全体に塗ることができてカンタンです!
そして先ほどお伝えしましたが、BBクリームはとっても多機能ですので、時短メイクしたいときにも大活躍です。
「少しだけ出かけたいけど、スッピンはちょっと。。」というときはBBクリームの出番ですよ。
サッと一塗りで、出かけられちゃいます。
逆にフォーマルな場面にも、BBクリームは活躍します。
BBクリームでしっかりと肌をカバーをしたあとは、ファンデーションを。
そしてポイントメイクを施せば、しっかりとした印象のメイクに仕上がります。
くすみが気になるときはCCクリーム
CCクリームのメリットはなんといっても、カバー力+透明感をだしてくれるところです。肌色補正のはたらきがありますので、くすみがちな肌におススメです。
わたしもCCクリームを使っていますが、塗るだけで肌の明るさや、印象がグッと変わります。
スッピンとの差にオドロキです。。笑
CCクリームには、日焼け止め効果があるものが多く売られています。
化粧下地だけではなく、日焼け止めとしても効果があるので、一度で済ませられて、とても便利ですよ。
SPF、PAの数値も選ぶことができますので、窓からはいる紫外線を防ぎたいときは低めの数値、アウトドアなど外出のときは高めの数値を選ぶなど、使いわけするのもおススメです。
UV効果が高ければ高いほど、肌へは負担となりますので、帰宅したらすぐクレンジングをしたほうが、肌にはやさしいですよ。
BBクリームとCCクリームキレイな塗りかたとは
BBクリームとCCクリームは、せっかくすぐれた機能性をもっているのですから、正しくつけて、その効果を充分に発揮したいですよね。
BBクリームとCCクリームのキレイな塗りかたをご紹介したいと思います!
どちらもパール一つ分が目安となっています。(その商品によって多少違いはありますので、その商品の表示に従ってくださいね。)
- BBクリーム、またはCCクリームを手の甲にのせる
- 手でやさしく伸ばしていきます。手で伸ばすことで密着感が増します。(目のまわり、口のまわり、Tゾーンはヨレやすいので、厚塗り注意です!)
- 大きめのスポンジを使い、肌になじませていきます。(スポンジを使うことで、余計な油分をとることができます。)
- フェイスパウダーをのせる(フェイスパウダーを使うことで、化粧崩れをしにくい肌になります。)
この手順でおこなえば、キレイに塗れること間違いなしです!
ぜひ、参考にしてみてくださいね!
まとめ:BBクリームとCCクリームの違い
BBクリームは、
- 一つで多機能
- 肌の気になる場所を高カバー
CCクリームは、
- くすみを消して透明感をつくる
- 肌色の調整
など、それぞれのメリットがわかりましたね!あなたはどちらを使うか、決まったでしょうか?
最初はどちらも使用してみて、その使用感や効果で決めてみるのもおススメですよ。
ファンデーションを塗った肌が、より一層美しくなるよう、BBクリームとCCクリームを上手につかっていきましょうね!