肌はカサカサなのに、すぐにテカる。メイクも崩れやすい。
そんな悩みをかかえていませんか?わたしもインナードライ肌で悩んでいた一人です。
肌がベタついているから、乾燥肌ではない。と、思いがちですが、それは違うんです!
『表面は皮脂がおおくてベタベタ、肌内部は水分不足でカラカラ』
これがインナードライ肌です。でも安心してください。
スキンケア方法や、普段の生活をすこし改善していくだけで、インナードライ肌とうまく付きあっていくことができますよ!
しかし、肌内部は見えませんので、自分がインナードライかどうかは、わからないのが現状ですね。
そのチェック方法と、インナードライ肌のあなたへ3つの改善方法をご紹介していきたいと思います!
あなたの肌も、じつは内部で悲鳴をあげているかも?!
肌トラブルで見つけるあなたのインナードライ肌
インナードライ肌のかたの特徴として、以下のような肌トラブルがみられます。
- 化粧がくずれやすい
- 小鼻、あご、額などの毛穴がめだつ
- 肌がテカりやすい
- 肌のキメがあらい
- 不規則なシワがある
- ベタつきがあるのに皮むけがある
- 吹き出物がでやすい
- Tゾーンがいつもあぶらっぽい
- みずみずしさや透明感がない
- 目元や口まわりにシワがある
この項目に多くあてはまるかたは、インナードライ肌の可能性がとても高いです。
また、洗顔後すぐに突っ張りやすいのも、インナードライ肌の特徴です。
ちなみにわたしは、ほとんどあてはまっていました。。現代の日本人の70%は、インナードライ肌だといわれています。とても多いですね。
自分の肌トラブルをここで一度確認し改善していきましょう!
1、インナードライ肌の改善には洗顔がたいせつ
朝の洗顔は、洗顔料をつかってキレイさっぱり!
なんてかたが多いのでは?
しかし、朝の洗顔には洗顔料は必要ありません。
洗顔料には、界面活性剤がふくまれていますので、
- 肌のバリア機能の破壊
- セラミドなどの保湿成分をおとしてしまう
- 肌の構造をこわす
など、肌本来の働きをこわす原因となります。
そうすると、肌が乾燥してしまいますので、インナードライ肌に拍車をかけてしまうのです。
洗顔料をつかうことによって、『皮脂のおとし過ぎ』状態となってしまうのです。
そうすると、乾燥した肌を潤そうと、肌はもっと皮脂を分泌してしまいます。結果、『肌がベタベタの、テカった肌』となってしまうのですね。
「洗顔をつかわないで、肌のヨゴれはおとせるの?」と、疑問に思うかたもうるかもしれません。
でも、大丈夫です!寝ているあいだに分泌された皮脂は、『ぬるま湯洗顔』で、きちんとキレイになります。
ぬるま湯洗顔なら、余分な皮脂をおとさずに済みますよ。
ぬるま湯洗顔のポイント
- 温度は30℃~32℃くらいにします。(お湯より水にちかい感じです)
- 両手にたくさんのお湯をくんで、顔に『あてる』ように洗います。(20~30回程度を目安にします。とくにベタつく箇所は丁寧に洗います。)
- 洗ったあとはタオルでこすらない。(肌はとてもデリケートですので、少しの摩擦も刺激となります。タオルでポンポンと押さえるように、やさしく拭きとります。)
- すぐに保湿をする。(インナードライ肌の場合、5~10分ほどで皮脂が分泌されてしまいます。タオルで拭いたら1分以内には保湿をおこなっていきましょう。)
このように、カンタンな洗顔方法で、インナードライ肌の改善につながります!
2、クレンジングを変えてインナードライ肌を改善
洗顔のつぎは、クレンジングを見なおしてみましょう。
インナードライ肌のわたしたちにとって、厄介な存在の『皮脂』ですが『天然の保湿クリーム』といわれているほど、肌には必要なものです。
皮脂はわたしたちの肌を守ってくれる存在なのですね!
バッチリメイクさえもスッキリ落としてしまうクレンジングは、界面活性剤がたくさん。
必要な皮脂をもおとしてしまい、インナードライ肌の大敵です。
さいきんでは、迷ってしまうぐらい様々なタイプのクレンジングが売られていますね。
インナードライ肌の改善におススメのクレンジングは、『クリームクレンジング』です。
クリームクレンジングは、
- 保湿成分の配合量がおおい
- 肌への刺激がすくない
- クリームテクスチャーの弾力で肌への摩擦をおさえることができる
- 界面活性剤の配合量がおさえられる
などの、メリットがあります。
なんといっても、保湿力があるのがインナードライ肌の改善に向いています。
オイルクレンジング、リキッドクレンジング、ジェルクレンジングなどは、洗浄成分がつよく、必要な皮脂までおとしてしまい、肌への負担がおおきいです。
インナードライ肌の改善におススメな成分は、
- ヒアルロン酸(ヒアルロン酸Naなど)
- アミノ酸系洗浄剤(アミノ酸系界面活性剤・コカミドDEA、ココイルグルタミン酸TEAなど)
- NMF(天然保湿因子・グリシン、アルギニン、セリンなど)
です。
商品を選ぶさいに参考にしてみてくださいね!
3、インナードライ肌を改善するには食事を改善!
インナードライ肌の改善には、表面的なスキンケアももちろん大切ですが、カラダの内側からの改善も必要です。
好きなものばかり食べていては、肌への栄養不足となってしまいますので、インナードライ肌改善を意識した食事を心がけていきましょう。
おもに摂りたい栄養素を紹介します
ビタミンB6
ビタミンB6は、女性ホルモンを整える働きがあります。
生理中や妊娠中に、肌荒れ、PMS(月経前症候群)、つわりがひどい。
などの症状がつよい場合は、ビタミンB6が不足している可能性が考えられます。
- マグロ、青魚
- バナナ
- にんにく
- 鶏肉
- ゴマ
に、おおく含まれていますので、積極的に取りいれましょう。
ビタミンB2
ビタミンB2は、食事の脂質を代謝し、細胞でつかえる栄養素にかえる働きがあります。
肌、爪を整えるのに、欠かせない栄養素です。激しい運動、ダイエット中、肉体労働をするかたが不足になりがちです。
- たまご
- 納豆
- すじこ
- レバー
- ホルモン
- うなぎ
- たらこ
に、おおく含まれています。たまごや納豆は手軽に食べられるものでもあるので、積極的に取りいれましょう。
ビタミンB7(ビオチン)
ビタミンB7は、コラーゲンの生成をおこなう酵素『カルボキシラーゼ』の、働きをたすける効果があります。
ですので、ビタミンB7が不足すると、コラーゲン生成が正常ではなくなってしまい、肌荒れや、ターンオーバーの乱れの原因となってしまいます。
ビタミンB7は、腸内環境がわるいと、不足してしまいます。ヨーグルトや発酵食品などで、腸内環境は整えておきましょう。
ビタミンB7をおおく含む食品は、
- 貝類
- レバー
- 海苔
- ナッツ類(アーモンド、ピーナッツ、カシューナッツ)
- 納豆
- 魚卵
です。
普段の食事に意識的に取りいれてみましょう。
タンパク質(アミノ酸)
人間の肌はタンパク質でできています。そして、タンパク質の原料となるのは、アミノ酸です。
ですので、いくらほかのビタミンをしっかり摂取していても、肝心な『原料』がなくては、健康な肌はつくれませんね。
タンパク質不足になってしまうと、新たな肌の生成はおこなわれなくなり、肌は乾燥したり、肌トラブルがおきます。
タンパク質をおおく含む食品は、
- 鶏肉(ささみ、ムネ)
- 豚肉
- 魚
- 大豆食品
- 牛乳
- 乳製品
です。
しっかりと食事からタンパク質を摂取しましょうね。
このように、普段の食生活をチョット見なおすだけで、インナードライ肌を改善していけますよ!
まとめ
インナードライ肌の改善には、
- 洗顔
- クレンジング
- 食事
などを見なおすことが大切!と、いうことがわかりましたね。
わたしも、今ではテカも気になりませんし、化粧直しの回数も格段に減りました。
あなたもこれからは、インナードライ肌の自分とうまく付きあっていけそうですね。
いつもテカテカ肌の自分と、サヨナラできる日も近いはずです!