乾燥する季節は、肌も唇も荒れがちですが、そうではない季節でも唇が荒れてカサカサ。。
皮がむけてきて、口紅もキレイに塗れない。なんて、お悩みの方は意外と多いはず。
せっかくキレイな色の口紅を塗っても唇がガサガサでは、気分も落ち込んでしまいませんか?
また、乾燥しているからと、思わず唇を舐めてしまうのがクセになっている方も多いようです。
そういった唇の荒れに悩むあなたに、唇が荒れる原因と、対処法をご紹介していきたいと思います。
プルプルの唇をよみがえらせましょう!
唇が荒れる7つの原因とは
唇は、角質がうすく、皮脂腺や毛穴もありません。
そのため、自らの力で刺激から守ったり、潤いをキープすることはできません。
ですから、唇のケアをおこなう必要があり、あまりにひどければ病院で治療しなければなりません。
では、唇が荒れる原因とはなんなのでしょうか?
1、口呼吸
人間は鼻呼吸しますが、人によっては口呼吸がクセになっている方もいます。
そうすると、唇に空気が触れることが通常よりも多くなりますので、唇への負担が大きくなり、唇が荒れる原因となります。
2、口紅の洗い残し
口紅をしっかりと落とせていないと唇への負担となります。
ほかの部分の化粧品もそうですが、化粧品はあくまでも「落とすこと」を前提に作られていますので、落とさないと肌トラブルの原因となります。
3、唇を舐めている
ついつい唇を舐めてしまうクセはついていませんか?
一瞬潤うように感じるかもしれませんが、実は反対。
唾液が蒸発するのと共に、唇の水分までもが蒸発してしまいます。
4、乾燥
角質層がうすく、皮脂腺もない唇はとても乾燥しやすい場所です。
うるおいを保てず、水分不足になってしまい、カサカサになってしまいます。
とくに、空気が乾燥する秋から冬にかけては、乾燥をしやすい季節です。
5、水分不足
水分不足は唇の乾燥へつながります。
夏は水分補修を心がけても、ほかの季節はあまり意識しないことが多いことが原因です。
6、ビタミン不足
栄養の偏りなど、食生活の乱れも唇が荒れる原因となります。
ビタミンB群やビタミンCが不足すると、唇の粘膜を健康にたもてなくなります。
7、ストレス
ストレスは免疫力を低下させてしまいます。
また、過度なストレスは、水分不足やビタミン不足につながります。
唇の荒れを防ぐための3つのポイントとは
唇が荒れる原因は、日常の些細なことがキッカケとなることがわかりましたね。
では、日常的に気をつけていきたいこととは、どんなことなのでしょうか?
1、加湿や、マスクで唇を乾燥をさせない
乾燥が大敵な唇の荒れにとって、湿度はとても大切です。
部屋の湿度は、『40~60%』が好ましいといわれています。
湿度計が一つあると、便利ですよ。すぐに見える場所に置いておくのがポイントです。
また、口呼吸がクセとなってしまっている方は、そのクセを治していくのはもちろですが、マスクをして寝ると効果的です。
そのときに、気をつけたいポイントは、『唇とマスクが触れない』ことです。
触れてしまうと、摩擦になり荒れにつながりますので要注意です。
2、唇のクレンジング方法に気を配る
唇をクレンジングするさいは、ゴシゴシとこすってしまっていませんか?
そうすると、唇に刺激をあたえることとなり、荒れてしまいがちです。
口紅をしっかり落とすということは、とても大切ですが、ゴシゴシこするのではなく、やさしく撫でるように洗いましょう。
また、ふだんの生活でも、唇をゴシゴシふいたり擦ったりするのは控えましょうね。
3、ビタミンを補給
ビタミンB群やビタミンCが不足すると、唇の荒れの原因となりやすいので、日頃から、ビタミン類を多く摂取するようにしましょう。
- アボカド
- いちご
- キウイ
などのビタミンが多くふくまれている食材を取りいれたり、
- サプリメント
- ドリンク
で、ビタミンを補いましょう。
それと同時に、水分不足にならないよう心掛け、1日約1.5リットルほどの水を飲むようにすると、より効果的です。
また、唇への刺激となりますので、香辛料などの刺激物はひかえましょう。
もし食べた際は、食後に唇をやさしく拭いて、香辛料を拭きとることがポイントですよ。
4、ストレスをためない
ストレスは免疫力の低下をまねきますので、唇が荒れる原因となります。
ストレスは、唇だけではなく肌へも悪影響を及ぼしてしまいます。
自分なりのストレス発散方法をみつけ、時には自分へやさしくしてあげてくださいね!
唇の荒れの改善に効果的な『はちみつパック』とは
唇の荒れを集中的に改善するには、『はちみつパック』がおススメです!
はちみつは、保湿効果があり、乾燥や荒れの改善に効果的です。
また、はちみつと同じ効果をもつ『ワセリン』をつかい、ダブルの効果で唇をプルプルにしましょう。
はちみつパックの方法は、
- 蒸しタオルや、温かいお湯につけたコットンを唇にあてて、角質をふやかす。
- 皮がむけている場合は、コットンや綿棒をつかい、やさしく取りのぞきます。(無理にはがさないように注意です!)
- 手にはちみつとワセリンを、1:1の割合で混ぜる。
- 唇にやさしく塗る。
- 唇のサイズに合わせて切ったラップを、上から乗せる。
と、いう手順でカンタンにおこなうことができますので、スペシャルケアとしておススメですよ!
唇が荒れる原因まとめ
唇が荒れると、口紅どころかリップクリームさえもうまく付けられなくなり、とてもストレスになりますよね。
皮むけやガサガサの唇は、人に見られたくないものです。
思いあたる原因は見つけられましたか?
原因を知り、唇の荒れに効果的な方法でケアをして、思わず自慢したくなるようなキレイなプルプルの唇を手にいれましょうね!