敏感肌ですぐに赤みが出てきてしまう。痒みと発疹がおきて、ツラい。
女性として深刻な悩みですよね。
「いろいろな商品をためしてはみたけれど、結局はダメだった。。」
なんて落ちこんでいるかたは多いのでは?
敏感肌でも、スキンケアはしたいし、美白もしてみたい。。
そんな悩める敏感肌のあなたに、『やってはいけないスキンケア』と、肌トラブルを起こすまえに行いたいスキンケア商品と化粧品の『パッチテスト方法』について、ご紹介していきたいと思います!
過剰なスキンケアは敏感肌のもと
敏感肌のなので、「どうにか改善したい」という気持ちから、さまざまなスキンケアを模索するかと思います。
早く自分に合ったスキンケア用品を見つけたいし、肌をキレイに保ちたいですよね。
敏感肌のあなたにぜひ、おススメしたいスキンケアは、
- 防腐剤
- 香料
などの『合成化学添加物がはいっていない』スキンケア商品を選ぶことです。
今スグ肌に効きそうなスキンケア商品のほとんどは、合成化学添加物がはいっていることが多いです。
添加物は、肌のバリア機能をこわして中に浸透しますので、いっけん良くなったように思えますが、肌本来の力をこわしてしまっています。
バリア機能をこわされると、添加物や菌、ウィルスまで肌の奥底まで入りこみます。
すると、肌細胞はじぶんを守ろうと、アレルギー反応がおこります。
その反応こそが、いわゆる敏感肌の症状です。
その結果、肌細胞はじぶんの力だけでは回復できない『弱い肌』と、なってしまいます。
良かれとおもっておこなっているスキンケアは、実は自分で『敏感肌をつくっている』または、拍車をかけているかもしれません。
肌細胞もダメージをうけ、ダメージを修復しようとターンオーバーが乱れます。
健康な肌のターンオーバーより、はやくターンオーバーをむかえてしまうと、弱い角質のもろい肌となってしまいます。
洗顔料選びが大切!敏感肌のスキンケア
洗浄力が強い洗顔やクレンジング剤には、人工的につくられた、『合成界面活性剤』と、いう洗浄剤がはいっています。
合成界面活性剤は、
- 皮脂をおとしすぎる
- 角層をとりのぞく
など、肌へ悪影響なものです。
合成界面活性剤がはいっているもので洗うと、確かにキレイに落ち、洗いあがりもスッキリしたように感じます。
しかしそう感じるのは、皮脂を必要以上におとしてしまっているからです。
皮脂は、『天然の保湿クリーム』と呼ばれるほど、肌には必要なものです。
肌を守ってくれる役割をしているんですね。
その皮脂をおとしてしまっては、肌を守ってくれるものがなくなってしまいますので、バリア機能が低下してしまいます。
さらに角層を取りのぞいてしまいますので、肌は外部からの刺激に耐えられなくなってしまいます。
ですので、合成界面活性剤などをつかった洗顔とクレンジングは、自分の肌を痛めつけていることと同じことになります。
洗顔は毎日おこなうものですから、気をつけていきたいですね。
敏感肌のスキンケアにパックはキケン?!
敏感肌のために、パックをしようと思ったことはありませんか?
いつもおこなっているという方も、いることでしょう。
敏感肌なので肌をツルツルにしたいと思いますし、乾燥をふせぎたいという理由からパックに注目するかたも多いとおもいます。
しかし、やりかたがほんの少し違うだけでも、肌を痛める原因になってしまうことがあります。
選ぶ種類にも要注意です。
シートタイプのパック
ヒタヒタに美容成分がいきわたっているシートタイプ。いっけんカナリ潤いそうに見えますが、つけている時間をチョット多くしただけで、逆に『乾燥』してしまいます。
本来の決まった時間(おおよそ3分~5分くらいが標準です)を、おおきく上回り、シートが乾くまでのせていると、今度は『蒸発』してしまうのです。「もっと肌に染みこませたい!」とおもうばかりに、時間を守らず、ずっとのせてしまうのは絶対にNGです。
肌が乾燥をし、ターンオーバーが乱れやすく、敏感肌をさらに悪化させてしまいます。
洗いながす、拭きとるパック
洗いながすタイプのパックは、パックを落とそうと洗うのに必死になりがちです。力がはいりやすく、ゴシゴシ洗ってしまう可能性がたかいです。
また、必要な皮脂まで一緒に洗いながしてしまい、肌が乾燥してしまいます。
ですので、肌のバリア機能が低下してしまいます。
拭きとるパックも、『拭きとる』ことに夢中になり、肌をこすってしまいがちです。角質もはがしてしまい、敏感肌をさらに悪化させてしまいます。
両方とも、肌に負担をかける終わりかたになってしまいます。
せっかくパックをしたのに、敏感肌を悪化させてしまっているなんて悲しいですよね。
はがすパック(毛穴すっきりパックなど)
はがすタイプのパックは、乾いてからはがすので、肌への負担が大きいです。はがす際に、角質まで無理矢理一緒にはがれてしまうのです。
そうすると、バリア機能が低下してしまいますので、ターンオーバーが早まり、弱い肌が完成してしまいます。結局また敏感肌のつづきなのです。
誰しも、「敏感肌を改善したい!」という願いからパックをするのですが、逆効果になってしまうなんて、ショックですね。
パックをおこなうさいは、商品をしっかり選び、パックに記載されている用法を守って、おこないましょうね。
スキンケアのパッチテストのやり方
敏感肌の方にむけたスキンケア商品や化粧品は、最近では様々なものがでていますが、人それぞれ相性があります。
使ってしまってからボロボロの肌になってしまって落ちこむ。。
なんてことにならないよう、使う前にはパッチテストを行いたいですね。
化粧水、美容液などのスキンケア商品のパッチテスト方法
- ガーゼ、または絆創膏のガーゼ部分に塗る
- 二の腕の内側など、皮膚がやわらかい目立たない箇所にはる
- 1日~2日様子をみる
- はがしたあとも、1日ほど様子をみる
化粧品のパッチテスト方法
- お風呂あがりに化粧品を二の腕の内側に塗る
- 丸1日様子をみる(赤みや腫れがないか)
- 二の腕で問題なければ、フェイスラインに塗って様子をみる
クレンジング、石鹸のパッチテスト方法
- 精製水や蒸留水でうすめる
- ガーゼ、または絆創膏のガーゼ部分に塗る
- 二の腕などの皮膚のうすい箇所にはって、30分ほど様子をみる
どれもパッチテスト中に赤みや痒みがでた場合は、肌に合わないものということになります。
また、以前に1度使ったことがある商品でも、肌は日々変化していますので、パッチテストをおこなった方が良いでしょう。
女性は生理前後など、ホルモンバランスでも肌の状態は変化します。赤みや痒みがでた場合は、成分表も確認し、メモをとっておくなど、『何が自分に合わないのか』を知る情報をあつめておく必要があります。
敏感肌のスキンケアの注意点まとめ
敏感肌を悪化させないためにも、スキンケアはとても大切です。
正しいスキンケアを知ることによって、未来の肌が変わってくるはずです。
これからは、
- 合成化学添加物のはいっていない商品を選ぶ
- 合成界面活性剤は使わない
- パックは肌に負担をかけない商品、用法をまもる
- パッチテストをおこなう
これらを意識していけば、改善の糸口がつかめそうです!