赤みとカユみがとまらない目の周りの乾燥。とてもツラいですよね。
カユくてアイメイクもできない。。なんてかたも多いのでは?
女性にとってメイクができないことや、顔に赤みやカユみがあるのは、とても大きな悩みですよね。
乾燥で目の周りの小ジワが目立つこともあり、乾燥は防ぎたいものです。
目の周りの乾燥は、さまざまなことが原因となります。どんなことが原因となっているのか、気になりますね。
自分でできるスキンケア方法や、対処法などもご紹介していきたいと思います!
目の周りの乾燥は間違ったスキンケアのせい?
アイメイクをバッチリするあまり、クレンジングのさいはメイクを落とすことに夢中になって、ゴシゴシこすっていることはありませんか?
わたしも以前は、マスカラやアイライナーをおとすのに、ついついこすってしまっていました。
目の周りの皮膚は、他の部位の皮膚に比べて『3分の1の薄さ』といわれています。
とても薄いですね。
皮脂腺もすくないので、皮脂を落としすぎてしまいがちなのです。
最近では、スルッとメイクをおとせるクレンジングや、拭くだけのコットンなども売られていますが、じつは皮膚の薄い目のまわりには、大ダメージを与えてしまっています。
拭くだけのメイク落としは、摩擦による刺激が想像以上につよいです。
しかも、つよい洗浄成分がふくまれており、肌へは悪影響です。
クレンジングは、合成界面活性剤がふくまれているものが多く、
- 皮脂をおとしすぎる
- 角層をとりのぞく
など、肌への負担がおおきいのです。
その結果、目の周りは乾燥してしまいます。
ですのでまず、メイクの選びかたから考えなおし、アイシャドウやアイライナー、マスカラは、『お湯やせっけんで落とせるもの』を選ぶようにしましょう。
バッチリアイメイクのかたは、アイメイク専用のクレンジングをつかうなど、パーツごとにクレンジングを替えることもおススメですよ。
クレンジングは、こすらずに落とせるタイプのもので、合成界面活性剤がはいっていないものを選びましょう。
スキンケアは、『目の周りに刺激をあたえないもの』を、えらぶように心がけると良いですね!
目の周りの乾燥の原因は接触性皮膚炎?
スキンケアを見直してみたけれど、目の周りの乾燥がなおらない。
赤みやカユみがおさまらない。。
そんなかたはもしかすると『接触性皮膚炎』かもしれません。
接触性皮膚炎は、乾燥によって肌のバリア機能が低下したことでおこります。
少しの刺激が、おおきな反応をおこすのです。
症状として、紅斑(こうはん)という、赤みとカユみをともなった湿疹がおきます。
今までは何ともなかったかたでも、急に起こることがあるのが、接触性皮膚炎の特徴です。コワいですね。
原因となりうる刺激物は、日常生活のほんのささいなものです。
- 化粧品
- 薬品
- メガネ
- 目ぐすり
- ビューラーなどの金属
- まつ毛エクステンションの接着剤
などが、皮膚炎を引きおこしてしまいます。また、花粉などのアレルギーでもおこります。花粉の季節に、目の周りの乾燥、赤みやカユみがでてくる場合は、原因が花粉であることがあります。
思いあたるものがある場合は、そのものを避けてみましょう。
しかし、日常生活をおくるうえで欠かせないものもあるかと思います。メガネや目ぐすりなどは、無いと困るものですよね。
原因を特定し、必要に応じて医師に相談をしてみましょう。
目の周りの乾燥はアトピー性皮膚炎かも?
アトピー性皮膚炎といえば、もとからもっているものというイメージが強くないですか?
しかし現代では、おとなになってから発症するケースも珍しくありません。その原因は、ストレスが大きな要因になっているのではないか?といわれています。
接触性皮膚炎との区別がつきにくいですが、アトピー性皮膚炎は、原因を特定することがきわめて困難だという特徴があります。
目の周りの乾燥にくわえ、赤みやカユみがおこります。
目の周りの皮膚はとても薄くデリケートですので、ほうっておくと更に悪化してしまうことも考えられます。
わたしの家族もアレルギーがあり、ときどき目が腫れるくらいカユくなりますが、とてもツラいものですよね。
人間にとって視界を奪われるのは、大きなストレスともなりますね。ですので、一人で悩まず早めに医師に相談をすることをおススメします。
目の周りの乾燥をふせぐにはどうしたら良いの?
乾燥している目の周りには、保湿をおこなうことがいちばん大切です。
角質層のバリア機能をたもち、刺激から肌をまもる必要があります。しかし、すでにバリア機能が低下してしまっていると、保湿剤までもが肌あれを起こしてしまう可能性も考えられます。
そんなときに活躍するのが、『ワセリン』です。
ワセリンは、刺激がすくなく、肌をしっかりをまもってくれる救世主です!
また、水分を保持しているので、保湿も充分におこなえる優れものです。
洗顔をしたあとに、手でよくのばしたワセリンを肌にそっとのせてみてくださいね。
そのとき注意したいのは、目の周りで『こすりながら塗らないこと』です。
肌をこすってしまうと、乾燥をさらにひどくしたり、肌トラブルをまねいてしまいます。
かならず先に手のうえでよくのばしてから、目の周りにつけましょう。
目の周りの乾燥には、さまざまな原因が考えられますので、原因となりそうなことを取りのぞいていきましょう。
部屋の湿度を適切にたもつ
空気の乾燥は、肌表面の乾燥をまねきます。とくに秋冬は、空気が乾燥しやすいので、加湿器などをつかい加湿をおこないましょう。 目の周りの乾燥をふせぐためにも、同時に保湿剤をしっかりと塗りましょうね。
食生活
目の周りの乾燥をふせぐためには、肌の表面のケアも大切ですが、内側からのケアもとても大切です。毎日のバランスの良い食事も、健康な肌をつくるためには欠かせません。
ストレス解消をする
ストレスはアレルギーを引きおこしたり、肌トラブルの原因になります。ときには自分へのご褒美!など、自分をいたわる時間も必要なのです。ストレス発散方法をみつけ、ストレスフリーな毎日をおくりたいですね!
まとめ
目の周りの乾燥は、さまざまなことが原因にあるということがわかりました。
またその症状も、軽いものから重いものまで、人それぞれかと思います。
スキンケアの見直しや、症状がつづき、ひどい場合は医師に相談など、
『今より改善』できることを目標にしていきましょう。
原因とつきとめ、おおきな悩みのタネである目の周りの乾燥を、1日でも早くなおしていきたいですね!