Warning: count(): Parameter must be an array or an object that implements Countable in /home/users/1/odoraheteml0405/web/bihada365.com/wp-content/plugins/wordpress-ping-optimizer/cbnet-ping-optimizer.php on line 533
美容豆知識

泡洗顔は肌によくない?!知らないとコワい泡洗顔の真実

泡洗顔よくない

最近『泡洗顔』という言葉を、よく耳にするようになりました。

 コマーシャルなどで、モコモコの泡で洗顔している女優さんを見ると、気になりますよね。

泡は弾力があり、逆さにしても落ちない!みたいな泡洗顔も見たことがあります。

「泡洗顔は、泡で洗うから肌にやさしい!」とか「泡が毛穴のおくの汚れまで落とす」なんて聞いたり、商品紹介でみたりしませんか?

しかし逆に、「泡洗顔は肌によくない!」なんて意見も聞こえてきます。

では、泡洗顔は本当に肌にやさしく、毛穴までキレイになるのでしょうか?

泡洗顔の特徴と、良くないと言われる原因について、探ってみたいと思います!

肌によくない?泡洗顔がモコモコに泡立つ理由

泡洗顔良くない

そもそも泡洗顔は、どうしてそんなに泡立つことができるのでしょうか?

代表的な泡洗顔の多くは、石鹸です。そして石鹸は、『合成界面活性剤』が多く含まれており、合成界面活性剤の塊のようなものなのです。

合成界面活性剤が多くふくまれていると、よく泡立つことができます。

石油系である合成界面活性剤は、『水と油を混ぜあわせるためにできた人工添加物』です。

しかし、肌へはとても悪影響です。

  • 肌のバリア機能の破壊
  • セラミドなどの保湿成分をおとしてしまう
  • 肌の構造をこわす

このように、肌本来の働きをこわし、肌荒れの原因をつくってしまうのです。

販売する側としては、

  • 泡立ちが良い
  • 強い洗浄成分が期待できる
  • 長持ちをする
  • 安く生産できる

などの理由から、大量生産をします。テレビコマーシャルでよく見る商品のほとんどは、合成界面活性剤がはいっています。

「肌にやさしい」「弱酸性」「敏感肌によい」

などとうたっていますが、本当は間違いです。

成分表には合成界面活性剤とは記載されておらず、

  • ラウリル硫酸ナトリウム
  • ラウレス硫酸ナトリウム
  • ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸塩

などと、さまざまな呼び名がついていますので、要チェックです。

モコモコの泡立ちの理由をしり、本当にその泡立ちは必要なのかを、考える価値がありそうです。

泡洗顔は本当にキレイに洗えるの?

泡洗顔良くない

「キメ細かい泡が、毛穴の奥の汚れまでキレイにします!」

と、いうような商品紹介などを、聞いたことがありませんか?泡で肌のヨゴれがキレイになれば、とても良いですよね!

しかし、それはありえません!

泡の量と泡の大きさは、ヨゴれをおとすことと、なんら関係はないからです。

なぜなら、『泡』というものは、『空気』を含んでいるからです。空気を含んでいる時点で、毛穴のおくまではいっていけるような『細かい泡』を、つくることは不可能です。

ですので、「毛穴の奥のヨゴれを浮かせる」なども、本当はできていないことになるのです。

イメージ動画やイメージ写真は、あくまでもわたしたち消費者の心をうごかすための『イメージ』でしかないということです。

泡洗顔の泡の弾力はホントは肌によくない?

泡洗顔良くない

「弾力のあるフワフワの泡が肌への負担を減らします」

などと、聞いたことがありませんか?

確かに、泡で洗うと手でこすらずに洗顔できるから、肌への負担は少ないハズ!と、わたしも思っていました。

テレビなどで見ると、なおさら魅力的に見えてしまいませんか?

しかし!洗顔料の泡は、そこまで弾力性や強さはありません。

実際に手のうえで、泡を指でかるく押してみてください。案外カンタンに、つぶれてしまうか、横に移動してしまいます。

その程度の泡では、肌への負担をへらすことはできません。肌への負担を減らしたいのなら、『泡』よりも『ヌルヌル感』のほうが、ずっと負担を減らすことができます。

洗顔料のヌルヌル感が多いほうが、肌のうえで手の力が分散しますので、負担軽減となります。

魅力的にみえた泡も、実際はそんなに力はなかったということですね。

泡洗顔がよくない5つの理由とは?

泡洗顔よくない

では、泡洗顔にはどんなデメリットがあるのでしょうか?

1、必要な皮脂までおとしてしまう

肌にある皮脂は、『天然の保湿クリーム』とよばれるほど、肌にはなくてはならないものです。しかし、泡洗顔の強い洗浄成分で、必要な皮脂まで洗いながしてしまいます。その結果、なくなった皮脂を取り戻そうと、肌は過剰に皮脂を分泌するようになり、毛穴はひらき、角栓ができやすく、肌トラブルの原因となってしまいます。

2、細胞間脂質がなくなる

細胞間脂質とは、肌の水分を内部にとじこめる役割をしています。泡洗顔をすると、強い洗浄成分で細胞間脂質も洗いながしてしまいます。そうすると、肌の保湿力は低下し、乾燥をしはじめ肌トラブルの原因となります。

3、角質細胞がはがれる

人によって多少の違いはありますが、ターンオーバーによって角質細胞は約1ヵ月ほどで生まれ変わります。しかし泡洗顔をすることによって、まだ生まれ変わるはずのない角質細胞がはがれ落ちてしまいます。急いで新しい角質細胞が角質層にはいりますが、まだ完全な細胞ではないため、保湿力やバリア機能が未熟です。その結果、乾燥や肌荒れなどの敏感肌をつくってしまいます。

4、常在菌のバランスがくずれる

肌のうえで、悪玉菌とたたかってくれる常在菌(別名 肌フローラ)。泡洗顔によって、この必要な常在菌まで洗いながしてしまい、肌は悪玉菌のすみかとなってしまいます。そうすると、ニキビの原因となるアクネ菌とたたかうものもなくなり、ニキビの原因や肌あれの原因となってしまいます。

5、肌のキメがなくなってしまう

「キメが整っていると肌がキレイ」などと、聞いたことはありませんか?キメとは、肌の壁のようなものです。ですので、キメがととのっていると、透きとおったキレイな肌に見えるのです。 しかし泡洗顔をすると、キメをすり減らし、キメが失われてしまいます。

このように、泡洗顔のつよい洗浄成分が肌に与える影響はとても大きいのです。

知らずに使っていたら、コワいですね。

まとめ

泡洗顔良くない肌は、ターンオーバーという自ら肌をキレイにして、生まれ変わる力をもっています。

ですので洗顔は、それらを『サポートする』と、いう役割でおこなうのが一番です。

肌には、『ぬるま湯で洗顔』だけで、本来は十分なのです。

良かれと思っておこなっていた泡洗顔をやめて、自分の肌本来の、『つよい力』を発揮できるよう努めていきましょうね!